パーソナルカラー・パーソナルデザイン・・・色々受けたけど人の視線にとらわれず、自分が自分でいることの大切さを知った
こんにちは。中野です。
私は昨日たまたまこのツイートをみました。
note使ってみました。
— フジコ (@ogoogoyakitori) May 22, 2018
もう、キレイはたくさんだ。|人妻フジコ @ogoogoyakitori|note(ノート) https://t.co/2EgBAXvQgT
ツイートでも見れますので、ぜひツリー全てを読んでみてください
もう、キレイはたくさんだ。
— フジコ (@ogoogoyakitori) June 1, 2020
あなたは道を歩いていて、見知らぬ人に「ブス」「デブ」と、笑われたことがあるだろうか。
お土産に渡したお菓子を「キモイ」と、蹴飛ばされ捨てられたことがあるだろうか。
陰で侮辱的なあだ名を付けられたことがあるだろうか。
私はある。
それも一度や二度ではない。
私はこれを読んだときに喉がグエエエ!!!て押される感じがしてドキドキしました。
たどってきた流れは違うけど、色々感じてた違和感の元とつながったからです。
うまくまとめきれていませんが、私の今の思いを残しておきたいと思います。
私とイメコンの出会い
私はイメコンにハマっていました。
”いました”とは過去形ですが、今も大好きです。
イメコンとはザックリいうと、自分をカテゴリ分けして当てはまるものを教えてくれ、”似合うもの、似合わないものを知る””似合う幅を広げて新しい自分を知る”ということができます。その診断結果を生かすか、生かさないかももちろん自分次第です。強制ではありません。
※こちらのブログはただ私の意見であり、イメコン、イメコンを取り入れている方を否定するわけでは一切ございませんので勘違いはなされないよう・・・
パーソナルカラーを受けたときの記事はこちら
パーソナルデザインを受けたレポはこちら
私がイメコンを受けたいと思った理由
私は身長が170あります。顔も狐顔でツンとしているタイプです。
初対面の人から(会社の人含む)
・近寄りにくい
・気が強そう、こわそう
・金持ちそう(?)
・仕事できそう
・隙が無い
とか言われることが多く、おもしろいところでは、”ファミレスや居酒屋にいったことなさそう(そういうところに誘いずらい)”(確かに機会がなくてほとんど行ったことなかった)というのもよく言われていました。
それが一人や二人ではなく、かなり多くの人に言われてきたのです。
私の他人からみたイメージってどうなってんねん???
”それってなんでだろう??身長のせいかな?もっと優しく親しみやすい感じの人間になりたいな~”と思ったり、中学生くらいの時から、フリフリ可愛い服(俗にいう女の子っぽい服やアナウンサーみたいな服)というのが似合わないよな・・・おそろコーデしても友達は似合ってるのに、なんでだろう??
などと思っていました。
で。数年前SNSを始めてから、パーソナルカラー診断・パーソナルデザイン診断・顔タイプ診断・骨格診断 などがあることを知りました。
属性を知れば、私という人間がもう少しわかるようになるのではと期待しつつ診断に申し込み、無事自分がカテゴライズされました。
・PDファッショナブル
・顔タイプクール
・イエベ秋(ストロングオータム)、冬ビビもOK
・骨格ウエーブ
です。
私の属性?は日本人でいうと珍しいというのもいろいろな先生に言われました。へー。そうなんだ。だからちょっとほかの人とは違って親しみやすさとかがないのかねーくらいで思っていました。
診断結果に文句もなく、”自分が他人から受けていたイメージと出している雰囲気”に対しての説明が納得がいくものでしたし、
自分に似合うもの、似合わないものがどんどんわかり、これは面白い!!!とのめりこんでいきました。クローゼットの中の似合わないといわれるものを整理し、似合うといわれるものをそろえていきました。
バッチバチにキマる服が増えていきました。
イメコン関連のツイッターを始め、オフ会にも参加して楽しい日々
いつの日かツイッターでイメコン関連のオフ会に参加するようになりました。
名札でそれぞれの属性に分けて座り、同じ属性の方と楽しくおしゃべりをし、ほかの属性の方をみて、違いを楽しんだり、似合う服やコスメの話をしてとても楽しい時間です。
イメコン関連の相互フォローさんも増えていき、時には会話をし、考察をし、楽しいツイッターライフを送っていました。
何度かオフ会に参加したのですが、それぞれイメコン力を活かしておしゃれしている、素敵な人ばかりでした。
みんなオシャレを素直に楽しんでいましたし、オフ会で飛び交う誉め言葉の数々、”素敵~””PD○○にはやっぱりこういうのが似合いますね!”などハマるハマらない、事故るというネタの楽しみ方もありました。
私が出会った方は心優しい方ばかりで、自分がこんなに人に褒めてもらえるんだ!!うれしい~!!と素直に感じ、承認欲求も満たされていきました。
(※誤解のないように記載しますが、今現在までオフ会で嫌な思いなど一度もしたことがないし、特定の誰かを嫌いになったとかではありません。どれも楽しい思い出です)
違和感の始まり
ある日、私は(イメコン関連ではない)古くからの友達とご飯を食べていました。
その時、子供が好きなようなキャラクター柄のポーチと鏡を持っていて、それを出すと”わーー!中野ちゃんらしいwwこういうの好きだもんね!いいねー!!”とサラッといわれたのですが、その時にふと思い出したんです。
同じものをイメコンのオフ会で出したときに、
”かわいい~!!!ギャップ萌えです!!こういうの好きなんですか?ファッショナブルさんぽくないっ!!!笑”と言われたことを思い出しました。
その時は”ほんとだよねwww”て私も本気で笑っていました。ファッショナブルには似合わないといわれている子供っぽい可愛い変なキャラクター柄だったからです。
きっとそれを言った人たちも悪気なんて一切ないでしょう。
だって、私の普段を知らないし、
”イメコン属性”しか知らないから
”中野ぽくないw”OR”中野ぽいw”
ではなく、
”ファッショナブルぽくない!”とみんなが感じるのは当然です。
判定の軸は”私”ではないんです。
”属性ありき”なんです。
でも、それをふと思い出して、 ん・・・?私・・・・んんんん???ファッショナブルぽくないって何だろう???私ぽくないってなんだろう??
とモヤモヤが出てきました。
その時は何がモヤモヤの原因かが整理はできませんでした。
そのあと、イメコン関連の方のツイートを見ていると 『○○(属性)に合った服買いました!』とか『コスメ買いました!!』というのが良く流れてきて、もちろん”ばっちりハマっている”状態なのでどの写真もキラキラして、かわいく、素敵でした。私は心からのイイネを押し続けます。
リプ欄をのぞくと、同じ属性と思われる人から”私も買いました”や”これイエベ〇似合うんですね~試してみます”などと楽しそうに盛り上がっています。
そんなこんなで、ふと、気になるツイートを見つけました。
”イエベ〇とは違う(自分の属性と違うという意)けど▲を合わせてみました(本来その属性にはあいにくいといわれている色・ハズし)”
と、属性外の好きな服やコスメを語る時に”前置きを書いてる”ツイートを多く見かけるようになりました。
また、ん??????んんんん・・・・?と靄が増えていきました。
(イメコン警察的なものがいるのも噂では聞いていたし、以前サラッとつぶやいたことに対して、その方は嫌なリプライをもらったから先に自衛しているのかもしれませんが)
イエベ〇さんにはこれ系が似合う!という枠組も確かにあるけど、
【私は、わかっているけどあえてハズしをしていますからね・・・】というのをワザワザ伝えなきゃいけないのか??
・・・・誰に対して??何に気を使い始めたのか???と。
後は、定期的にでてくるブルべマウント?と呼ばれるものや、圧がある圧がないなどの会話(圧がないPDの人は舐められやすいみたいな話が出たりすると、周りに回ってなんかそんな世の中どないやねん・・・みたいに思えて…私はそういうのが苦手だと気付いたのです…)、時には資格をもってない人が(間違った情報が多いので)語らないで!という意見も見かけました。(確かに変な情報がながれるのはいけないと思います)
私は自身のツイートで誤解されるような文章になってないか?変な発信になってないか、少しずつ気を遣うようになっていきました。
そういうツイートを見て、
”あれ??私は結局何を知りたかったのだろう”こんな窮屈なことを考えておしゃれをしたかったのか??と思うようになっていました。
自分自身”PDファッショナブル”に似合うとされているものを合わせると、バチハマり!!!!!という感覚があるのは確かなんです。我ながらそれを着ると圧倒的に似合います。
例えば、それがキマってる画像などをUPすると、ツイート上もイイネがすごくつくし大絶賛されました。でも、私はその流れになんだか違和感を感じてたのですよね。。
当時はよく言われるイメコン疲れなのかなーとも思いましたがそれとも違っている気がしました。
そうこうしている中で、私自身もツイートやオフ会でも”イメコン属性”を意識した”みんなの期待に応えなければ”という発言が増えていってたと思います。
(勝手に私が感じていただけだと思いますが)”サ・ファッショナブルさん”とか”ストロングオータムさん””顔タイプクール” の中野は”カッコよい””かっこいい感じにキメてくれるはず””こういうブランド着てそう”など【ある程度のイメージ】はあったのでしょう。私自身もそれぞれの”属性”に対してのイメージがありましたし。
(※特にファッショナブルオンリーさんは少ないらしく、芸能人でいうと冨永愛とかが挙げられていたのでその物珍しいイメージも強かったと思う)
みんなどこかで”PDファッショナブル=かっこいい人(ここでいう中野)”を期待しているというのがリプライからもひしひしと伝わってきていましたし、自分もその”バチハマる”という
【ファッショナブル(やその他イメコン属性)に対する期待やイメージに応えなければならない!!むしろそれに寄せに行ってる自分??いや・・・好きなことつぶやけばいいじゃん!!・・・でも、イメージを崩してはいけないのでは・・・私が下手なことを言うと、同じ属性の方に迷惑がかかるかもしれないし・・・】
という謎の使命感や変な責任感もうっすらありました。
いつしか、
ツイッター面倒くさい!!!!!!!!!!!!!!!
オシャレ難しい!!!!!!!!!!!!!!!!
私、こんな人間ちゃうしなあ。
もっと自由にしたい!!!!!!!!!!!!
本当の私は違うんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
という思いが止まらなくなり、心の底から楽しめず、うまく自分を表現できなかったイメコンから距離を置くようになりました。
あれだけ属性を知りたかったのになぜ??
また昔のことを思い出しました。
私はとある大手外資企業で働いていました。そこには数百人レベルで外国の方、そして障がいを持った方も一緒に働いていました。
勤務上服装の規定は一切なかったので、みんな自分の好きな服を着ていました。
露出バリバリの服を着る人、オタク趣味な服を着る人・・・
そこには何の属性もありませんでした。
年齢も、肌の色も、体系もぽっちゃりしたひとも、痩せてる人も様々でした。
ただただ、みんな好きな服を着ていました。
自由なんです。
私はよく、シンプルなTシャツとボロボロのデニムをはいていました。
そこで”あなたらしい!!GOODね~”と褒められたりして、大声出して笑っていました。
やっと気づいたこと
今考えると、私はその空気に慣れていて、”あなたは○○です”という枠にはめられることが苦手だったのかもしれません。(自分から枠に入りに行ったのですが)勿論、ファッション迷子だったので、自分はどんな服が似合うか知りたく、日々のコーディネートを楽にしてファッションを楽しみたい!と診断を受け、それを知れたことは大満足。(似合わない服買って浪費したくないw)
またコロナ情勢が重なったのもあり、改めて【限られた人生、自分が着たい服を着て、おしゃれをしたいんだ!!】ということを考える機会になっていました。
結局、私がイメコンをはじめたのは”なぜ自分がこうみられるのか??””優しく見られたい!!”などと、人の目をやたらと気にしてた故でしたが、今は全くそれがなくなったのです。
あなたはファッショナブルさんだから~○○
あなたはイエベ秋さんだから~○○
ではなく、ファッションを楽しむための幅を広げるイメコンですもんね!
※もちろん今でもイメコンツイートやインスタを楽しんで拝見していますし、自分でも、いいな~!と思うものはどんどん取り入れています。バチバチハマってる人をみると心の底からのイイネを押します。
イメコンは場所によって自分の見せ方やイメージを使い分ける時にも役に立ちます。しつこいようですが、イメコンを否定したり、診断を真面目に取り入れている方を否定する気は全くありません。
色々周りにまわって、私は、自分が自分らしくいられる服を着て、おしゃれをしたい。
誰の目も、印象の評価も気にしなくていいんだ。似合うものばかり着るのも勿論素敵(イメコン)。
でも、似合わないものでも自分が着たいと思ったらどんどん挑戦していいんだよね!
年齢だって性別だって体形だって性格だって関係ない。
これからは、イメコン診断を知ったけど、それはヒントであって全てではない。
という考えにやっとたどり着いたんです。
むしろ、何をそんなに悩んでたんだ??私は。何も気にしなくてよかったんだwwて笑えてきますよね。これを読んだ人もしょうもなww考えすぎじゃんと思われる方もいらっしゃると思います。
でも、イメコンで少し疲れた人、人の目が気になっている人。。。これを読んでおなじやん!!と思って元気が出る方が1人でもいたら嬉しいです。
もう、安心して自分の好きな服を着よう。
そう思えました。
そう思えたのもイメコンを受けたおかげだと思います。
で・・・・やっと話は戻るのですが、今回の冒頭のツイートの
”人の視線にとらわれず、自分が自分でいることの大切さ”につながって、吹っ切れた!!というお話です。
これからも私は、子供ぽいキャラクターポーチを持つでしょう。
これからも私は、フリルが着たくなったら着るでしょう。
時にはバチバチにキメたドレスとアクセサリーとハイヒールでどこかに出かけ、
時には楽なパンツをはいて、おもしろTシャツを着て友達に会いに行くでしょう。
そしたらいつも通り、”中野ちゃんらしいね!いいねそれwww”
て笑ってもらえたら嬉しいです。